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2015年08月31日

ラコート&コストの7弦ギター

ちょうど4年前に製作した7弦ギター(ナポレオン・コストとラコートの合作1855年のレプリカ)が、弾弦でビリつくとのことでユーザーさんが工房にみえました。原因は、弦端を留めるテールピースの下ツラが表面板に接触していたためです。ボディが経年によって少し膨らんでいたようです。テールピースの下ツラをサンディングで摺り減らすことによって容易にビリつきはなくなりました。ユーザーのY氏が弾く音を聴いて4年間の成長がうれしかったです。仕事が早く終わったので、いっしょに明日香石舞台までランチに行きました。
▼弦長632mm 着脱式のトルナボスがついています。指板はRF式。
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▼側・裏のカエデはクチナシの色です
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▼糸巻は自作の「ステルス」
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アルハープ作り(3)

今回、楽器の裏板にもサウンドホール(響孔)を穿つことにしました。楽器の演奏形態(聴衆は背面側にいることが多い)を考えてのアイデアです。で、せっかくなのでそのサウンドホールの意匠をユーザーさんにデザインしてもらったところ、この楽器にぴったりお似合いの絵柄が示されました。
あとはそれを裏板に貼って糸ノコで切り抜くだけです。「透かし加工」ですね。糸ノコの刃を通すための小さな穴をあらかじめあけておきます。完成したらまたアップします。なお裏板は、今や入手困難となった中米ホンジュラス産のマホガニーです。
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2015年08月27日

アルハープ作り(2)

表板に力木を接着しているところです。最大の目的は補強ですが、もうひとつは音作りで、目的の音をめざして一本ずつ入念に削り込んでいきます。ここが楽器つくりの面白さです。あとで横方向にも力木を接着します。表板はクラシックギター用のヨーロピアンスプルースで、すでに厚みの調整は済ませています。
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▼フレームは組みあがっています。
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2015年08月22日

アルハープ作り(1)

昨年もそうでしたが今秋もアルハープに勤しみます。今回もバス仕様ですが、ユーザーさんからの強い要望によって音域を広げます。FからDまでのクロマティック調弦で22弦となります。ボディの大きさは変わりませんが、弦間距離を若干縮めます。
トップは欧州スプルース、サイドバックはホンジュラスマホガニー、あとはスパニッシュシーダー(セドロ)、ハードメイプル、タブノキ等。
白いのはボディのテンプレート(半分)です。
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▼昨年の写真で代用しますが、材料はほぼこんな感じでした。
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2015年08月13日

ギターの旅立ち

工房在庫のギターがめでたく嫁ぐことになりました。日頃は、オーナーさんがすでに決まったギターのみを作っているので、かなり珍しいケースです。昨年度の展示会用に作った伝統的な扇形の力木配置のギターです。工房で試奏されたNさんが真っ先にコメントされたように、音量が豊かでオルガンを思わせる和音がずうっと伸びるのが特徴なんですが ・・・ ああ、週末にはもういってしまいます。
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2015年08月11日

お仏壇完成

このところの良すぎるくらいの天気のお陰で塗装がはかどって、なんとかお盆に間に合いました。よかったよかった。

▼45cm幅 x 60cm高さ x 31cm奥行き 材はミズナラ、つまみ類は黒檀
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▼扉の鏡板は一枚の板を2枚にスライスして、左右にはめ込みました
 (ブックマッチといいます)
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▼扉は自作の 「かんぬき」 でロックします
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▼供物台と抽斗を引き出したところ。内部には四枚引戸の収納。
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▼供物台の甲板や抽斗前板にはミズナラ独特の斑(ふ)が出たものを使いました。P8110892.jpg

▼天井には仏壇らしく飾り幕板を付けました。中央部の杢材はクスノキ科の「鹿子の木(かごのき)」。
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タグ:家具調仏壇
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2015年08月07日

真夏の家具作り

久しぶりに、「家具づくり」というカテゴリで投稿します。作品としてはあのワインラック以来です。真夏は楽器作りに向かないので、だいたい家具つくりをしています。
さて、今年は「お仏壇」です。タンスの上などにちょんとおける小ぶりで、外観はあまり仏壇ぽくないような・・・というご希望です。
仏壇は今回で2作目です。前作はタモ材、今回はミズナラを使いました。なんとかお客様の「初盆」に間に合えば・・・と鋭意塗装中です。
▼塗装前
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▼塗装中 :: 着色はワシン水性ポアステインの「オーク」と「黒」を混合して水で薄めました。中塗りはギター用のシェラックニスをたっぷりと。最後にワックスで仕上げる計画です。
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▼白でつぶれてしまってますが、引出しの側板と向こう板は桧の赤身を、底板には松の柾を使いました。ミズナラ材は柾目/板目混合で、さまざまな木目を楽しめるような使い方をしています。扉の鏡板はギター材のようにブックマッチにして嵌め込んでいます。
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タグ:家具調仏壇
posted by maru at 17:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 家具づくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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