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2013年07月29日

杉トップのギター完成

工房初の杉のギターです。製作教室で一年がかりで作り上げました。ほとんど私の工作ですが、随所のアイデアや思いは100%生徒さんのものです。

客観的にみてもなかなの出来かなと思います。杉自体がかなりの良材だったことと、その板厚設定とブレイシングがマッチングしたのかなと結果的に考察されます。

リファレンスにオーガスチン赤の低音とプロアルテハードの高音弦を張りました。
ずいぶん余裕のある音の出方です。私の松のギターが直線的だとすれば、このギターには三次元的な拡がりを感じます。工房で生徒さんが弾くのを聴いていると、明確なステレオ感があります。ホールなら横の壁から音が聞こえてくるような?

優雅さやメランコリックな情緒が表現しやすくて、弾いていても聴いていてもとても気持ちがいいです。かっこうは同じでも、松の楽器とはやはり全くの別物というのが、私の印象です。

生徒さんのご厚意により、しばらく工房においておきます。私のような者からバリバリの弾き手まで楽しめる楽器だと思いますので、どうぞ試奏してみてくださいませ。

☆写真や詳細データは、そのうち製作教室のblogにアップいたします。



ラベル:杉のギター
posted by maru at 09:53| Comment(2) | TrackBack(0) | ギターづくり一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
丸山先生お疲れ様でした、クラギ製作教室のOです。
杉トップのギタ−が遂に完成、、、感激しました。
フレドリッシュ張りのパワーとバランスを持った素晴らしい鳴りの楽器で驚いたのと同時に感激しました。
高音域の鳴りの良さ・重厚な低音域の響き・中音域和音での音の分離感など全てが素晴らしく、加えてそのダイナミクス・レンジの広さに驚きました。
ビロードの様な高音域(ピアニッシモ)から嵐のような低音域(フォルテッシモ)まで自在にコントロールできそうです??。
杉トップのギターが持つ音楽表現力を多くの方に知って欲しいと思いました。
Posted by クラギ製作教室のOです at 2013年07月30日 01:06
クラギ製作教室のOさん、
遠いところから一年間お疲れさまでした。
いい楽器に仕上がってよかったですね。
杉ならではというものを肌で実感しましたし、楽器の音としてとても洗練されていると思います。
結果的に、今回の設計/製作は私にとってもお陰さまでいろいろと大きな収穫となりました。
また新たな課題が始まろうとしていますが、どうぞよろしく。
Posted by maru at 2013年07月30日 09:15
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