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2016年03月13日

TE9-Maple/Latticeの製作

久しぶりのカエデのギターです。これを今年の展示会モデルにできればと思ってます。
いつも載せている、裏板でフタをして箱になるところの写真です。なぜか上に横たわっているのは塗装中のミニギターです。
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▼こんな裏横材でした。トップ板はベイクしていない普通のドイツ松です。ブレイシングを格子(ラティス)にして、これまでのハカランダ/ベイクドスプルースとの違いをみます。

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2016年03月06日

ミニギターの進捗:フレットと糸巻き

フレットは0.5,mm厚のSUS430を使用しました。なぜ430かというとシャーリング(裁断)したときに歪みにくい性質だからです。糸巻きは黒檀(指板の端材)を旋盤で削り出して、卓上フライス盤のドリルモードで0.8mmφの糸穴をあけました。写真は時を遡ってます。

▼ヘッドにペグを差してみました。3mm径のペグ穴はテーパーになっています。ヘッドは糸鋸で切り取っただけでまだ仕上げていません。
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▼キリは0.8mmφ。プロクソンのフライス盤のドリルモードで明けています。軸のブレ精度が素晴らしい!
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▼指板用の黒檀材を切り出して使いました。写真のノミは旋盤用の刃物専用にしています。
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2016年03月01日

ミニギターの進捗

他の作品と並行で作っているのですが、徐々に完成に近づいています。
これは黒檀で作った指板を接着しているところです。以下、時間を戻して写真を掲載します。
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▼バインディングとパフリングを接着しました。黒檀を切り出して指板をつくって、胴付き鋸でフレット溝を切りました。
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▼裏板を貼ったところ。右においてる板でバインディングとパフリングを作ります。
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▼実際のギターと同じように、ペオネスで表面板に側板を組み付けていきます。
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▼型枠を利用して側板をベンディングアイロンで曲げました。
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2016年02月22日

TE8のお渡し

TE8と称してここでも紹介していた楽器です。
弦長635mmで指板面はラウンドしています。自分作の歴代のラティスの響きを踏襲していますが、それらの経験から裏板の質量と胴の深さを少し変えています。これがそれなりに功を奏したと思います。
ユーザーさんの発表がしばしばあるようなので、再会/成長を楽しみにします。幸多かれ!

表/欧州産ベイクドスプルース、裏・横/ハカランダ、力木配列/格子
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2016年01月28日

アコギAC6の進捗と・・・次作のミニギター

クラギに続いてアコギも塗装に入りました。まず、ローズウッドのサイド・バックにはフィニッシングレジンで導管を埋めます。上塗りはラッカーになります。トップはシェラック仕上げです。無色のシェラックでドイツ松の白さとハーゼル(ベアクロウ)を際立たせます。バインディングはカ−リー杢の栃で、なかなか気に入ってます。クリックで拡大すれば視認できますよ。
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さてこちらは? ・・・ ある事情で製作することになった全長わずか250mmのミニギターの材料です。小さいですが、材料も作り方も通常のギターと何も変えないところがミソなんです。写真の左から外型枠、サイド・バック材、トップ材です。
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2016年01月26日

クラギTE8の進捗:塗装完

どなたが考えたか、タンポ摺りだけでシェラックニスの超薄層鏡面膜を生成するという西洋の伝統塗装技術。ぼくはその手軽さが一番気に入っています。今回、タンポ布にかなり厚目のメリヤス生地を使ったところなかなか塩梅がよかったです。慣れた方にはお勧めします。
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側板はバイスにネックを固定して塗ってます。
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タンポとニスとオリーブオイル(55の容器)。
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もとはといえばこんな木でした。
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2016年01月21日

クラギTE8とアコギAC6の進捗:塗装など

クラギは塗装前の下地調整を終えてシェラック塗装に入りました。いつものようにタンポ摺りで仕上げます。今回は最高度に脱蝋したシェラックフレーク(∴無色透明)を使っています。ブリッジとアームレストも同じように塗装します。
一方、アコギのほうはこれからネックの成型をして塗装に入ります。アコギもクラギも同じヨーロッパ産スプルースなのですが、前者はハーゼル(ベアクロウ)、後者はベイキングしているので色がこのように違います。
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写真をクリックしていくと大きく拡大するので、両者の木目をつぶさに比較することができるでしょう。


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2016年01月07日

クラギTE8とアコギAC6の進捗:ネック成型など

年末年始、ちょっと頑張ってバインディングを巻いて、指板を貼ってフレットを打ちました。指板上面の20Rのかまぼこ型と20フレット付きというのが今回の仕様です。クラギのネックはユーザー様とかなり綿密に打ち合わせをして、幅、厚み、断面形状を決めました。洋服や靴のオーダーと同じですね。
さて、下の写真のようなセッティングで削っていきます。ギター作りのなかでも好きな作業です。なお、ネックはまだ四角いですが、厚みはほぼ出してあります。
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▼上の写真の道具で削っていきますが最終的にこの山中湖みたいな形状のスクレーパで断面を整えていきます。内丸になっているからです。テンプレートはユーザー様お好みネックからコピーしたものです。
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▼話は変わりますが、アームレストが付きます。ご希望のイメージに沿った材と形状にしています。2本のダボで表面板に位置決めしていますが、接着は塗装が済んででからです。
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2015年11月07日

クラギTE8とアコギAC6の進捗:ロゼッタ

TE8の仕様は先日紹介したとおりです。お初のアコギのAC6は、ジャーマンスプルース(ハーゼル)/インドローズ/標準Xブレイシング/弦長635mmでボディシェイプはユーザーさんのオリジナルデザインを採用させていただきます。

▼AC6のトップ。このベアクロウ(独語でハーゼル)を選定されました。PB060317.jpg
▼ロゼッタ。太いのは西洋黒胡桃。グリーンのラインを加えるようにとの指示。
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▼こちらはTE8のロゼッタ。グラナディラの地板にモチーフの寄木を埋め込んでいるところ。
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▼出来上がり

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▼ベイクドスプルースのトップ。特に冬目の濃い板を選びました。
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2015年10月19日

クラギTE8の製作(1)材料選択

さあ、クラシックギター製作モードです。
このところの定番のようになっているラティスブレイシングのハカランダモデルです。
弦長は当工房のラティスモデルとしては初めての635mmで、トップ板は例のローストしたホットスプルースというご希望です。
写真は今回セレクトしたブラジリアンローズウッド(通称:ハカランダ)の裏板・横板セットです。指で叩くと備長炭のような金属的な音がします。向こうに見えているのはネックにするホンジュラスマホガニーです。
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タグ:ハカランダ
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2015年07月14日

TE7の進捗:完成!

長続きの雨天候でシェラック塗装に苦心しました。これもまたいい経験でした。
ホットスプルース(ベイキングしている)もラティスブレイシングも、いくつか経験してきているので、思うところをそれなりにフィードバックすることができました。弦長650mm、サイド・バックはブラジリアンローズ、肘あて付き。

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2015年07月05日

TE7の進捗:ブリッジ設置

昨日、今日と工房のRhが50%ぐらいで室温は23℃付近、またボディ表のブリッジ付近の膨らみ程度も特に変化ないのでブリッジの接着を行ないました。明日からいよいよ弦を張っての調整です。
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裏側はこんな感じです
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2015年07月03日

TE7の進捗:アームレスト設置

湿度の高い日が続いている(つまりトップ板が幅方向に膨張している状態)のでブリッジの接着ははばかれるが、アームレストならということで接着を行なった。アームレストの主な役目は、肘が直接表面板に触れなくなる(触れにくくなる)のでその振動を妨げないことである。意匠上の利点は自分は感じないので、なるべく目立たないようにデザインした。長さも必要最小限。材はミズメザクラの柾。
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2015年06月29日

TE7の進捗:塗装2

クラギの表面板は焼いたスプルースなのでもともと杉材のような薄褐色でしたが、シェラックニス(シードラック)を塗り重ねるにしたがって明るいオレンジ系になりました。表面板はこれくらいで完了として、数日乾燥させてブリッジとアームレストを接着します。
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2015年06月23日

TE7とAC5の進捗:塗装

目止めが終わったら、いよいよ本塗りです。クラギは全面シェラックニス仕上げをします。テルテル坊主にニスとオリーブオイルをつけて摺り込む西洋の古典的な方法です。超薄層なのに鏡面に仕上がる素晴らしい方法だと思います。今回、シェラックニスにはシードラック(原料のカイガラムシの分泌物ほぼそのまま)を無水エタノールに溶解・濾過して用います。写真奥にある黒っぽい液がそうです。塗ると薄いオレンジ色。ニス溶液にはサンダラック等々の秘薬を処方しています。
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▼表も側板も一回目の塗装を終えたところ。乾燥をはさんであと3〜4回繰り返します。
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一方のアコギはトップだけはシェラックニスで、あとはニトロセルロースラッカーを吹く計画です。


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2015年06月18日

TE7とAC5の進捗:塗装準備

ネックの成形を終えたら、ローズウッドのスクレーピング、そしてサンディングに移ります。この作業の結果は完成後の洗練度に直結します。空研ぎペーパーはKOVAXとSIAREXのものを使っています。そのペーパーを名刺大のプラスチックカードに貼ったものがいろいろと重宝します。
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▼こちらクラギのほうは、すでに導管を埋めはじめました。ハカランダです。フィラーはいつものエポキシPT-40です。マホガニーのネックはシェラックニスとパミスで目止めしているところです。
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2015年06月11日

TE7とAC5の進捗:ブリッジ成形、フレット打ち

ブリッジはいずれもハカランダ材。デザインはお任せなので、色・形とも自分が好きなものにしました。クラギのほうは弦穴をダブルにしています。このあと、導管を埋めて塗装します。アコギのほうのピン穴はまだ貫通していません。
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▼こちら、フレットを打っているところ。レールアンビルを敷いています。ネックはまだ四角いままです。フレットボード面にはOSMO#3101でオイルフィニッシュしてあります。
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2015年06月08日

陣さんのワンマンライブ

ご自分のリサイタルで、この2月末にお渡ししたばかりのギターを使ってくれるというので馳せ参じました。
たっぷり2時間。すべて陣さんのオリジナル曲で、心ゆくまでJinワールドに浸ることができました。
何種類もの独特なダウンチューニングで演奏されました。6弦をBbまで下げたのには驚きましたが、はっきり音程を感じられる音で、ウッドベースが鳴っているようでした。
今回のライブで、スティール弦のギターの良さや深さをあらためて肌で感じることができました。よかった!!です。

投稿の了解を得ていますので、まずは3曲ほど。






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2015年06月06日

TE7とAC5の進捗:ブリッジ(駒)作り

朝いちに指板を接着しました。それが乾く間にブリッジを作ります。
下の写真はAC5(アコギ)の駒のテンプレートと材料です。このテンプレートはいつものように今回限りのデザインです。サドルの傾きが逆なのは左手で弾くためです。なお、駒材はよほどの強い要望でもない限り、ハカランダ以外は使いません。
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▼こちら、クラギの駒はヤスリでウイング部の丸みをつけているところです。
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2015年06月01日

TE7(クラシックギター)の進捗:アームレストと指板作り

指板の幅は、52mm - 61mm 、20フレット付きで、若干のラウンド形状(カマボコ型)とします。
ご所望のアームレストですが、肌触りが抜群で、丈夫で耐久性があって、あまりデザイン上の邪魔をしない「水目桜:ミズメザクラ」という材料を選択しました。これを2本の細いダボで位置決めをして表面板と接着します。接着するのは塗装の後です。なお、接着シロは6mmほどで、残りは庇(ひさし)のように表面板からは浮いています。
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▼木目もそれなりに合わせています。  (ダボでつながっているだけで接着はしていません)
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